1947-10-14 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会公聴会 第2号
民主國家の建設への力強き一歩であるとともに、経済復興、民生安定の増産態勢確立であるということをここに断言してはばからないものであります。すべからく代議士諸賢におかれましては、われらの愛國の叫びを取り入れて、この線に沿うて、法案のよりよき修正をお願いする次第であります。そして國管断行が差迫つたほんとうに必然性をもつた事実であるということを眞劍に考えて、われわれの至情を受入れていただきたい。
民主國家の建設への力強き一歩であるとともに、経済復興、民生安定の増産態勢確立であるということをここに断言してはばからないものであります。すべからく代議士諸賢におかれましては、われらの愛國の叫びを取り入れて、この線に沿うて、法案のよりよき修正をお願いする次第であります。そして國管断行が差迫つたほんとうに必然性をもつた事実であるということを眞劍に考えて、われわれの至情を受入れていただきたい。
要言すれば、増産態勢確立のためには、業者のみの力ではできないということを率直に自覚せられ、政府、労働者の協力を絶対に必要とすることを表明され、その態勢の確立を企図せられていると解してよいと私は考えます。ただ昨日の民主党の質問に対する長岡さんの答弁では、この三者、すなわち政府、業者、労働者の増産協力態勢について、これを法制化すべきかどうかという点までは考えていないということを、おつしやつた。